ムラケンの小部屋(ブログ)
2017.06.06
清水町からお越しの10代陸上部女子高校生。大会前のシンスプリントの痛みに苦しむ
この駿東郡清水町を施術を通して皆様に健康になっていただくことで地域貢献いたします
ムラケンはりきゅう整骨院です
今回はスポーツ外傷の症例報告になります
当院は成長痛(オスグッド、セーバー病、有痛性外脛骨)やシンスプリント、捻挫、肉離れ、地味なところで言えば突き指、腱鞘炎、テニス肘、野球肘などの治療にも力を入れております。
当院がオープンしたのは2013年7月10日ですが
オープン当初からずっと体のケアの為に来院されてるアスリートの患者さんもいらっしゃいます。この患者さんは中学1年から陸上部に所属し事あるごとに院を利用していただき大事な大会の前にはきちんとケアをしたり、疲労がたまるとその疲労を抜く為にも定期的に通ってくださるとても大事な患者さんです。ここまでの付き合いとなるとお互いの信頼関係も生まれてるのである程度の話を聴くとどの辺りに異常がありどの部分を調整したらいいのかがすぐにわかったりします
ついこの間の話ですが
その彼女が中学を卒業し高校1年になりました
高校へ行っても陸上を続ける事を決意し入部し毎日の練習に明け暮れていました。高校に入って初めての大会前。彼女の発症した症状は「スネの骨の内側が痛む陸上選手などによく起こるシンスプリント」という症状でした。大会1週間前に発症で痛みも強い。1週間の経過をお伝えすると、月曜に来院。来院時に歩行時の痛み、屈伸時の痛み、ジャンプ時の痛みなどなど、どの動作でも痛みを感じる状態。ふくらはぎを触ってみるとはち切れそうな位パンパンに張ってしまってる状態。これでは痛みを感じるのも無理ない状態。高校入って初めての大会。期待もされている。自分も出たい!!!ではどうするか?やるしかないでしょう!治療するしかないでしょう!間に合わせるしかないでしょう!!
シンスプリントやその他使いすぎによる痛みなどのケースは大体が足の使い方、足関節、膝関節、股関節の運動連鎖がうまく起こっていない場合が多いです。ですのでまずは足関節から順に調整をかけ股関節、最終的に頸部まで、動かない関節、動きの悪い関節をちゃんと動くように、動かせるように施術します
次回の来院はその週の木曜日。様子をうかがってみるとだいぶ痛みも引いてきて走れるとの事でした
前回同様に施術します。結果の出ている治療なので引き続きよくなるように治療法を、調整の仕方を変えないで施術しました。2回目の治療で痛みもなく軽さを脚全体に感じるとの事。その患者さんの傾向としてはとにかく左側の足底の重心が外側に流れやすくどうしても負担がかかる場所が決まってきてしまいます。そのクセをただす施術を行いました
大会の日。競技が終わったあとに報告がきました
あの状態にも関わらずなんと本番当日
自己ベストいきなり更新。東海大会出場も決めてここぞと言う時に結果を出しました。当院としても本当に喜ばしい事です。アスリートだろうが慢性疾患だろうがやることはかわりません。施術を通して皆様の生活がより良いものになれば幸いです。
長文ですがお読みいただきありがとうございました