ムラケンの小部屋(ブログ)
2026.09.08
現役でサッカーを続ける30代男性の首の痛み。ヒントは「胸椎4番」にありました
こんにちは。ムラケンはりきゅう整骨院です。
今回も人体の旅をしていきましょう!
LINEで「首が痛い」とご相談をいただいた、30代男性の症例をご紹介します。
現在も現役でサッカーを続けている、身体を動かすことが大好きな方です。
当院では、
「痛いところ=原因」
とは考えません。
痛みを起こしている本当の原因がどこにあるのか。それを問診と検査から見極め、そのうえで「なぜその治療が必要なのか」をきちんと説明することを大切にしています。
今回もまず、痛みそのものより、身体全体に目を向けるところから始めました。
左膝の古傷が、気になった
問診で気になったのは、左膝の既往歴でした。
以前、サッカー中に左膝の前十字靭帯(ACL)を断裂し、大きな手術を受けているとのこと。
今も現役でプレーはできているものの、
「屈伸がしづらい」
「無理をすると左膝にも痛みが出る」
という状態が続いていたそうです。
これは、下半身のバランスがすでに崩れているサインと言っていいと思います。
そして下半身のバランスの崩れは、背骨にも大きく影響します。僕の中では、これはごく自然な流れです。
そこで、下半身から順に、丁寧に身体を辿っていくことにしました。
そこで見えてきたのは……
一番引っかかりが強かったのは、胸椎4番でした。
首の症状を訴える患者さんに対して、当院には
「T4症候群」
という考え方があります。首に異変があるときは、まず胸椎4番を疑え、というものです。
実際に検査していくと、まさにビンゴ。
胸椎4番が、屈曲・側屈・回旋、すべての方向で歪みを起こしていました。
首には触れず、胸椎だけにアプローチ
今回、首そのものへの矯正は一切行っていません。
胸椎4番の動きをしっかりと引き出すことだけに専念しました。
そして再検査。
「あれ、痛くない」
首の痛みは、その場できれいに取れていました。
「なぜ良くなったか」まで納得してもらう
施術で痛みが取れて終わり、ではありません。
なぜ首ではなく胸椎4番にアプローチしたのか、なぜ左膝の古傷が首の痛みにつながっていたのか。ここをきちんとお伝えして、初めて患者さんも「なるほど、だから良くなったんだ」と納得できます。
僕が目指しているのは、その場しのぎで痛みを取ることではなく、説明して、納得してもらって、結果が出て、「先生に診てもらって良かった」と思ってもらえる治療です。
「首を揉んでも、何度も痛みが戻ってくる」
「いろいろなところに通ったけど、なかなか良くならない」
そんな場合には、痛いところだけではなく、もう少し広い視点から身体を確認してみる、という選択肢があってもいいかもしれません。
今日の格言です。
痛い場所は「結果」であって、「原因」とは限らない。
※強い痛みが続く場合や、しびれ、発熱、外傷後の強い症状などがある場合には、医療機関での検査が必要なケースもあります。当院でも必要と判断した場合には、医療機関への受診をおすすめしています。
急な痛みも!慢性痛も!
ムラケンはりきゅう整骨院
0120-208-323




